
Rum(出会い)
彼が本当に届けたいのは、
ホワイトラムと熟成ラムだ。
正直に言えば、
彼は自分が造ったそのままのラム酒を飲んでほしいと考えている。
手を加えず、飾らず、
ラム酒そのものと向き合ってほしいからだ。
それでも私たちは、
マダガスカルという土地を感じられる香りを、
まず最初に手渡したいと伝えた。
それが
「恋しさを香りに、記憶を辿る」
という想いの、始まりだったから。
バニラとカカオ。
この島ならではの素材を使い、
口に含んだ瞬間の感覚を、そのまま味わってほしい。
彼は、その想いを受け取ってくれた。
まず広がるのは、
マダガスカルの香りをまとったラム酒。
そしてその先に、
彼が本当に届けたいラム酒がある。